※2024/11/24追記 Googleアナリティクスの実装方法が間違っているらしいので該当部分を編集・削除
まえがき
サイトの曲掲載数60突破&ロスレスの記事がちょっとだけ刺さる
↓
お試しでアドセンスやってみっかぁ!(落選上等)
↓
受かってる…(困惑)
以上。
大体こんな話です。
Googleアドセンスの審査通りました
以前の記事で少し触れていますが、このサイトは一応収益化を目指して運営していました。
メインコンテンツはロイヤリティフリーBGMのつもりなので、これも以前の記事で触れた某氏の個人サイトを目安に、最低60曲を超えるまでは申請自体を控えていました。 ようやく基準の曲数が出来上がったので、お試しで審査に出した次第です。
が、2024年9月現在見ればわかる通り、
当サイトはこんなんです。
サイト自体は例の件もあってBGM側とともに作り直しを検討しているのですが、どう作ろうかという状態で無限に止まっております。
この手の話題で調べると、記事タグ一覧表示だったり最低限ユーザビリティの充実が必要という話がそれなりの数出てきます。 当人がBGM配布サイトのつもりで作っていても、実際にアクセスが多いのはロスレス関係のブログ記事です。
これだとアクセスの多いそちら方面のページ関連内容で判断されそうなので、ブログとしてはあまりに不出来な状態で審査に通るかといえば、まあ通らないでしょう。
…
なんか通った…
そういうわけで現在このサイトには広告が表示されています。
ちなみに審査は3週間以上かかりました。
なんで受かったんですかね
自分でも考えてみましたが、
- 単純にドメイントップからたどってBGM配布がメインとして判断された
- 素材配布と併用しており純粋なブログサイトではないため、ブログとして見づらくても許された
- ロスレスの記事ちょっと刺さった間に申請したので、有用な記事ありと判断された
このくらいしか思いつきません。
何かしらの活動をしている方の場合はプロフィールのindex.htmlが1ページだけでも通ることがあるらしいですが、私個人が現在行っているのはItch.ioでのアセット販売くらいなので、これには該当しないと思います。
あとはPV数が判断基準になりそうですが…
Cloudflareのアナリティクスだとこうです。無名なら良いほうな気はします。
これを機に今回gatsby側にもGoogleアナリティクスを入れてみましたが、おそらく表記に大きな差はないでしょう。
ちなみにサーチコンソールのほうはこんな感じ。
クリック数もpv数も、ロスレスなどのFG系記事が主となっております。
Googleアドセンスの審査は昔に比べて通りづらいとのことですが、こんなサイトでも審査に通ることは通るという、ある種夢のある結果になったのではないかと思います。稼げるとは言っていない。
審査期間
某所だとどう見ても私より後に申請しているのに、先に審査が完了している方がいました。 pv数を優先しているのもあると思いますが、私の申請後しばらくはそもそも審査を受けたという話自体が見当たらなかったので、審査処理自体していない期間があるのかもしれません。
審査期間は現在最長で4週間となっているので、とりあえず待ってみるしかありません。 それ以上かかるようなら、その時点で初めて問い合わせましょう。
お問い合わせはこちらのページから行えるようです。
なおその際はアドセンスのパブリッシャーID、申請サイト名、URL、申請日時の記載が必要とのこと。
Gatsby & Cloudflare Pagesで審査に出す場合のこと色々
微妙に迷ったこと俺用まとめです。よろしければどうぞ。
gatsby-ssr.jsでタグを仕込む場合
Googleアナリティクス・Googleアドセンスともに、Gatsbyの場合専用のプラグインが存在しますが、更新の影響で動かなくなることもある(既に動かない?)ので、自力実装の方法をとります。
gatsby-ssr.jsを編集して一括で実装。
gatsby-starter-blogをベースにしているので、以下のよう変更。
/**
* Implement Gatsby's SSR (Server Side Rendering) APIs in this file.
*
* See: https://www.gatsbyjs.com/docs/reference/config-files/gatsby-ssr/
*/
/**
* @type {import('gatsby').GatsbySSR['onRenderBody']}
*/
const React = require("react");
// テスト環境監視用
const isProduction = process.env.NODE_ENV === "production";
const gads = (
<script
async
src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=xxx" // アドセンスのクライアントコード
crossOrigin="anonymous">
</script>
);
exports.onRenderBody = ({ setHtmlAttributes, setHeadComponents }) => {
setHtmlAttributes({ lang: `en` });
// gatsby develop時にアドセンスの読み込みを無効化
if (isProduction) {
setHeadComponents([ gads ]);
}
}
最初はsetHeadComponentsに直接記載していましたが、気分の問題で分けました。 F12で実際にサイト上で確認したところ、正常に適用できています。
アナリティクスが不要な場合は、gtag関連をすべて削除すればアドセンスのみのコードになります。
この方法でGA4は使えないらしいのでコード該当行削除。多分"gatsby-plugin-google-gtag"で行けると思います。 そのついでにアドセンスのテスト環境用無効化設定もちゃんと追加。
ローカルテスト時にkeyがないみたいなエラーが出る
ビルドは普通に通りますがgatsby developでローカルテストする場合、アドセンスのスクリプトでそのようなエラーが出ます。
key="google_ads"みたいな感じで追加すればこのエラーは消えますが、本番環境でその方法はとらないほうがよさそうです。スクリプトタグ内に不要な情報がある場合、Googleが正常に情報を取得できなくなる可能性があります。
アドセンスがローカルで動こうとして発生するエラーだと思うので、テストとビルドで環境を分けるなどのローカル対策をするか、テスト時だけキーを付加あるいはアドセンスコード自体を消すか、頻繁にテストしないならそもそも無視でもいいと思います。
私は面倒なので無視してます。VSCodeならMDファイル直接テストできるので…
上記のコード変更で多分解決しました。
data-checked-head="true"について
ソースに記載がないのに、F12で確認すると表示されることがある例のアレです。
私の場合pages.devでは問題がないのに、ドメインURLからサイトを確認するとアドセンスのタグにこれが付いていました。
Google側で情報が読み取れていない場合にこういう表示になるということで、審査に影響が出るのではと思いましたが、私の場合はそのまま審査に通りました。 オーバーレイ広告もしっかり出ています。 この表示が出ただけで審査に影響が出るという訳ではないようです。
Gatsby & Cloudflare Pagesで審査に出す場合は、独自ドメインのURLから申請でOK。
ちなみに審査通過後に時間をおいて確認すると、ドメイン側タグからもこの表示は消えていました。 審査後にこの表示となった場合は、アドセンス周りで問題が出るかもしれません。
広告表示について
Gatsbyでサイトを作成すると自動広告が使えないという記事が見つかりますが、サムネイル画像にもある通り、オーバーレイ広告は普通に表示できます。
問題なのはページ内フォーマットです。
デフォルトだと上記画像のように記事間広告が挿入されることになっていますが、実際の記事一覧に広告は一つも表示されません。
どこでか忘れましたが英語記事で仕様の都合上こうなるという記載を見たので、多分どうにもなりません。
このような広告表示をしたい場合は、自力でサイトにコードを実装しなければならないようです。
作り直しを検討している当サイトはとりあえずオーバーレイのみで対処。
一応何とかなりました。
あとがき
というわけで以上、Googleアドセンスの審査に通った話でした。
ドメイン代くらいになればと思って登録してみましたが、BGMページ側は閑古鳥だしブログはネタ無いと伸びないし最低出金額は八千円っぽいしで、実際そんなうまくいくんかって感じです。 Itchで地味にたまに売れるアセット関係に力入れたほうがマシな可能性は普通にある。
まあ、気長にやって行こうと思います。


