まえがき
Win版ROCm(TheRock)がnightliesでRDNA2に対応してもHIPSDK7.2は非対応のままだったので覚え書き。
SD.Next等一部のGPU個別対応済みのツールでは以下の操作は行わず、そのまま使うことをお勧めします。
最新ROCm使えるならば面倒には目を瞑るという人向けの記事です。
本題
nightlieのDL用URLは https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/ に変更になった(stagingはwhl-staging-multi-arch)。
~~-device-gfx○○というようにGPUごとに必要ファイルが異なるものは個別ディレクトリで管理されている。
rx6800からrx6950までは以下のbatコピペのみでDLまでは完了。 適当な空きフォルダに以下のbatを保存して実行。
ただしtorch関係は度外視した指定。 後にtorchを利用する必要がある場合は、適切なバージョンとなるように書き換え必須。
@echo offpy -3.12 -m venv venvcall ".\venv\Scripts\activate"
pip install --no-cache-dir ^https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/rocm-7.15.0a20260709.tar.gz ^https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/rocm_sdk_core-7.15.0a20260709-py3-none-win_amd64.whl ^https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/rocm_sdk_devel-7.15.0a20260709-py3-none-win_amd64.whl ^https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/rocm_sdk_device_gfx1030-7.15.0a20260709-py3-none-win_amd64.whl ^https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/rocm_sdk_libraries-7.15.0a20260709-py3-none-win_amd64.whl
rocm-sdk initgfx1030以外の場合は9行目のrocm_sdk_device_gfx○○を利用GPUに合わせて変えなければならない。
5ファイル全て入れないと恐らくrocm-sdk initが通らず目的のファイルが得られない。めんどくせ…
処理完了後、cmdを実行したフォルダ内の\venv\Lib\site-packages\_rocm_sdk_develにTheRock版ROCmが解凍される。
内部のbinフォルダを環境変数Pathに指定するか、HIP_PATHに_rocm_sdk_develを設定すれば基本的にいいはず
bat起動時の例↓
set PATH=I:\aaa\rocmvenv\venv\Lib\site-packages\_rocm_sdk_devel\bin;%PATH%llama.cpp本家版のROCmビルドはRDNA2で足切りを食らっているが、TheRock版を指定すれば普通に使えるようになる。
torchは基本的にtorch, torchaudio, torchvision, amd-torch-device, amd-torchvision-deviceの計5ファイル必要。
deviceと付くものは先ほどと同じくGPUごとに必要ファイルが異なるので注意。
利用ソフトによって導入法や必要ファイルがあまりにも異なるので例はなし。 自力で何とかしてください。
あとがき
まあ、HIPSDK7.1時点でRDNA2発売から5年以上経っていたので、RDNA1なんて端から切り捨てでしたので、 よく持ったほうだと思います。
FSR4は来年対応するようですが、ドライバ機能はとっくに足切りを食らっているので、 化石と呼ばれる日もいよいよ近づいてきている。
あと3年は使うぞワシは。